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「平日の釣り師〜江戸前の貝尽くし、そして、腰枕の細腰」 港町をふらつきたい。 海浜ゴリラのDNAを持つB型の俺は、時々無性に海を見たくなる。海と言っても九十九里のような大海原は俺のスケールに合わない。都会の塵芥にまみれた売文屋には、東京近郊の小さな港が似つかわしい。 市川港に着いた。港というより波止場である。 岸壁で釣り糸を垂れている御仁と目が合った。何を狙っているのか、しばらく眺めていたが当りらしい当りもない。 東京近郊の港には、平日の昼間から釣りをしている中年男が必ずいる。どんな仕事をしているのかいつも不思議に思う。背中を丸め、無関心そうに波間に漂うウキを見つめるその姿は、人生に椅子を無くした男のそれだ。この世でどんな事件が起ころうと、家庭で取り込みがあろうと、いや、そうであるからこそ釣りをやめることはできないのだ。「籠絡」という言葉が浮かんでくる。釣竿を上手に扱うように、自分の人生を丸め込み、宥め、自在に操る生き方が――。この釣り師には、世間的な幸福は決して近寄ってこないであろうが、しかし、自分も世間をもだまくらかして飄々と生きている自由さがある。 釣り師は人と交わることが嫌そうだ。釣果を尋ねることなく市川港を離れ、市街地に向かった。地物の貝尽くしがリーズナブルな値段で味わえるという寿司屋が市川にあるという。出入りのカメラマンから紹介され、一度行ってみたいと思っていた。 噂どおり付け台に並んだネタに貝が多い。東京湾の春は貝から始まる。 湾内の高栄養の水を飲んだ白みる貝がうまそうだ。艶っぽいぷっくりと肉厚の白みる貝は、貝独特の歯ごたえと磯の香りを残して喉を過ぎていった。後、青柳、とこぶし、生とり貝と。生のとり貝は、船橋港で上がったという。 貝の舌触りをひとつひとつ確かめながら、これから会う女に思いをはせる。 女のあそこは、色鮮やかな青柳の舌のようなそれか、それとも色素沈着した生とり貝のそれか。京葉方面では、美人が多いとされている市川。期待に下半身が膨らむ。 市川駅で待ち合わせた女は、果たして俺好みの細身な女。 趣味のよい黒のツーピースも女に似合っている。 人妻というその女の名前は、川村みなみ。幕張人妻メッセ在籍の女だ。 ソファで煙草をくゆらせながら、ツーピースを脱ぐよう命じた。女は恥らいながらも素直に衣服を脱いでいく。が、俺はスーツのままだ。女だけが服を脱ぎ、男の前で裸体を晒すその恥ずかしさをたっぷり味合わせるのだ。 「ブラを取って・・・・。」 こくりと頷いた人妻は背中に手を廻しブラのホックをゆっくりはずした。小ぶりなバストだが形は良い。その頂には口に含むによい乳首が勃起状態で震えている。 「ショーツも脱ぐんだろ。」 「ここで、ですか?」 「そうだよ」 「こんな明るいところで・・・」 「これからシャワーを浴びるのに、下着のままでいいのかな。」 「い、いえ」 「じゃあ脱ぐしかないだろう、君のあそこがどうなっているのか見たいんだ。さあ。」 俺の視線の高さに現れた女の局部には品があった。恥丘の上に銀杏(いちょう)型に生え揃った少な目のヘア。立ったままでも局部の形状が分かるスリムな女だが、両腿の合間には、青柳でもなく、とり貝でもなく、ぴちぴちした小海老を挟んでいた。 洗面所に連れて行き、姿で鏡に映ったお互いの裸体を見せあいながら仲のいい兄弟のように一緒に歯を磨く。口内をきれいにした後、鏡の前で唇を奪うと、さっきから辱められていた思いをこちらにぶつけてくるような情熱的なキスを返してくれる。ざらついた舌が俺の舌に絡まる。下腹部に指を滑らせると、生きた小海老がピクンと小躍りした。 教訓1:人妻は晒し者にしてからキスするに限る。 バスルームで局部を洗ってやると、腰をくねらせて反応する。 「ベッドにいきたい・・・。」人妻がつぶやいた。シャワーを早々に終え、ベッドの縁に腰掛けさせて、両脚を広げさせる。シャワーを使ったばかりなのにそこはぬかるんでいた。 「腰枕をしようか」 人妻はこれからされる淫らな行為にも従順だ。自分から枕を取り、その細い腰にあてがう。濡れた貝がべろを出しているようなラビアに沿って舌を使う。ラビアの周囲を丹念に舐めまわしていた舌が、合わせ目で赤く充血した真珠を捉えた。さっきからくぐもった声を出していた人妻の声が、すすり泣きに変わる。クリットの上半分に舌を震わせるように使い、下半分は人差し指で軽い愛撫を繰り返す。そして、その状態で中指を膣口から差し入れ、Gスポットをしゃくりあげると、人妻は我慢できないとばかりに迎え腰を使い始めた。女の部品をすべて男に委ね、腰を使う女を俺はいとしく思うのだ。
教訓2:「男に淫らにさせられた」と、女が言い訳のできる体位、それが腰枕である。 「も、もう・・・」最後は言葉にならなかった。 小さな死から目覚めた人妻を抱き起こし、改めて交わしたキスは唾液が甘かった。 「今度は、君が楽しませる番だよ。」 四つん這いの姿勢をとらせ、ハート型のヒップを見ながら人妻のフェラを味わう。 唾液を玉袋まで垂らしながらのネットリした奉仕。さすが人妻だ。69の姿勢に移り、尖らせた舌を膣口に差し入れると、男根を含んでいた口から嗚咽が漏れる。舌を差し入れるたびに、口唇奉仕が途切れる。――また感じているのだ。 正常位にして、ラビアを女の手で広げさせて男根をあてがう。局部はそのまま素股ができるまでに濡れている。こちらの腰の動きに合わせて、二枚貝が男根に纏(まと)いつくように上下する。人妻もうねり腰を使う。互いの陰部が擦り合わされるクチュクチュという音が静かのホテルの一室に隠微に響く。 「最後は、口で行きたい。」 愛液にまみれた男根をいとおしむように咥えた人妻が、懸命にスロートする姿がホテルの鏡に映っていた。 教訓3:女を先にイカせてやると、その後の味がぐっと良くなる。 男の望みどおりの女になって見せる女――川村みなみ。 昼下がりの愛人として、これからも会いにくるだろうと思いながら、春の市川を後にした。 市川の女―川村みなみ オーガズムが持続する従順な人妻 35歳 (幕張人妻メッセ 在籍)
オーガズムが長く持続するタイプらしく、クリットから膣口、膣道と攻めてやれば、エンドレスに泣く女である。 2008年4月16日 目黒三田・丸谷坂 売文屋 浅田智郎
テーマ:人妻・熟女 - ジャンル:アダルト
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