昼下がりの愛人関係を求めて、高品位デリヘルの女を“半日愛人”にする風俗探訪ブログ。


プロフィール

Author:浅田智郎
浅田智郎
1960年神戸市生まれ。出版社、編集プロダクションを経てフリーのコピーライターとして、あらゆる雑文を手がける。自らを「売文屋」と名乗るように、売れるコピーしか書かない。人妻デリヘル「東急沿線の従順な人妻たち」に出会い、店長とも親交を持つ。好きな作家は、丸谷才一、杉本秀太郎、別役実など。



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その5 阪急神戸線の女
阪急神戸線・夙川の女
いい女の出現頻度の高い阪神間〜堂島ホテルでの昼下がりの情事

いい女が生まれ育つ地域と言うものがある。いい女は日本全国にいるが、全国から平均的に出るものではない。阪神間という地域は、日本でもいい女の出現頻度が高い地域と言える。その理由のひとつが、風土・環境。温暖で山と海に挟まれ、緑が多く、散歩やデートをする場所に困らない。それでいて都会で、首都圏の郊外都市のような田舎臭さがない。また、水が良く※1、食べ物もおいしい。瀬戸内の魚介類に神戸牛などは、世界から訪れる観光客の舌をも満足させている。そんな地域に、経済都市・大阪で財を得た実業家たちが、大正・昭和に掛けて住まいを構えた。それが今の芦屋や御影、夙川・苦楽園という日本でも有数の高級住宅地につながっている。

旧・山邑邸※2(芦屋市山手町)
旧・山邑邸2(芦屋市山手町)

父親の経済力をバックに、アッパークラスの子女は、恵まれた環境で何不自由なく育つ。休日には、母や姉、母方の叔母たちに連れられ、神戸・元町や三宮でのショッピングで“お洒落の感覚”を身に着ける。そしてお茶をするのは、最近、東京銀座にもサロンを構えたアンリシャルパンティエ・芦屋本店。高級スーパー「いかりスーパーマーケット芦屋店」では、価格が高いことが逆に価値になっている。この特異ともいえる環境(俺のかみさんは風土病と呼んでいるが)が、この地域に住む子女たちを否が応でもセレブに洗練させていく。

さらにもうひとつ阪神間には、いい女を生み出す仕掛けがある。それは、女子校の数の多さだ。西宮、芦屋〜神戸の東灘・西灘には、なんと女子校が13校もあり、この集中度は、全国でも例を見ない。これらの女子校※3の多くは、中高一貫校で、初潮を迎える頃には、阪神間の良家の子女は女の園に囲い込まれるのだ。一定期間、男を遠ざけることで、子女たちは、より男を意識する。そして大学に入って自由な空気を吸うや否や、長い冬を越え、春を迎えた花々のように、女として咲き開く。程よい禁止と抑制は、良きものを生み出す。女もまた例外ではない。
経済力と最高の生活環境、そしてお洒落なライフスタイルを幼いころから体感して育った子女が、どんな女になっていくか。贅を尽くして玉を磨けば、光るのは当然のこと。こうして阪神間にいい女が多く出現するのだ。

では一方、男たちはいったいどんな暮らしぶりだろうか。婦女子の贅沢な生活を支えるために、男たちは、政令都市で最も緑化率が低く、経済効率一辺倒の大阪市内で働くというパターンが多い。そしてその中心は、梅田から心斎橋の間に位置する堂島、北浜、船場。船場は、古くから糸偏企業や製薬会社が、北浜には株屋が、そして堂島は、昔も今も大阪隋一のビジネス街である。「儲かりまっか」「ぼちぼちでんな」という会話が、挨拶代わりに交わされる大阪。その商売魂を、ひと時忘れさせてくれる場所、それが、堂島のすぐ横に控えた北新地。その新地から通りを渡ると、クラシックな建築の匂いを残し、かつ現代的な「堂島ホテル」がある。このホテルのオーナーは、資金の問題で転々としているが、そんなことは俺には関係ない。大阪駅前の繁華街を少し離れた隠れ家的ホテルとしてこのホテルを気に入っている。今、堂島には“リインカーネーション計画4”が進行している。堂島のフリーペーパーには、「堂島は大阪のマンハッタン」とも紹介されている。
岡本〜夙川で青春時代を過ごし、大阪で10年働いていた俺は、今でも阪神間の美しい街並みと大阪の活気を愛している。

夙川駅



「阪急沿線の従順な人妻たち」のオープン初日、阪急神戸線のイメージの女性をと指定して3時間の予約を入れた。待ち合わせは、夙川駅の梅田方面のホーム、それも夙川の真上の位置と指定した。甲陽園線の電車が到着してまもなく、何人かの人が神戸線のホームに流れてきた。その中に女はいた。上質のパンプスの音を響かせこちらに歩いてきた女は、いきなり声を掛けてきた。
「○○さんですか?」
「どうして分かったの。」
「だって、ホームの梅田寄り、夙川の真上に立っている男の人とって、○○さんだけじゃないですか。」
電車が来るまで、女と桜の葉が赤く染まった夙川の堤を眺める。美しい街並みには、美しい女が絵になる。一緒にこの川添いの遊歩道を散歩したいと思ったが、今夜は、堂島ホテルで広告代理店の営業マンとの打ち合わせが待っている。時間がないのだ。女と一緒に夙川から梅田まで、阪急電車で15分ほど。タクシーを堂島ホテルに横付けし、コーナーダブルに女を招きいれた。


堂島ホテル2

堂島ホテル・レターヘッド

部屋に入ると麻生美沙希と名乗った女は、「今日は、図書館の帰りなんです」と借りてきた本を数冊バッグから取り出し、俺に見せた。“図書館の女”という謳い文句どおり本好きなのだ。このホテルには、ついこの間まで、本のコンセルジュがいる洋書店※5があったことを教えてやると、
「○○さんも、本がお好きなんですね。」と。
本好きな女には、隠れスキモノが多い。なぜなら活字からイメージを膨らませる脳力を持っているから。イメージ力のあるなしでセックスの充実度は大きく変わる。
「脱いで身体を見せなさい。」
恥ずかしいことを命令されるのが好きと言う女だから、俺はスーツのままで、女だけを裸にする。自分だけが裸体を晒し、男にじっくり身体の品定めをされれば、どんな女でも羞恥心に身を捩じらせる。ブラとガーター姿に、前を申し訳程度に隠したパンティ。
「こんな下着でよかったですか」
その言葉には応えず、ソファでゆっくりと煙草をくゆらす。わずかな時間だが、足先からぷっくり膨らんだデルタ地帯を、Tバックで剥き出しになっている形のよいヒップを舐めるように見てやる。無言で視姦されていることに耐え切れず、女がもう一度口を聞いた。
「これで良かったですか、○○さん」
「黙って・・・、その身体で応えてご覧」
女の前に立つと、美沙希は真紅のルージュに照かった唇を俺に差し出した。甘くなまめかしいキスだ。腰骨から脇腹を指先で、すっーとなぞってやると、身体をビクンビクンと上下させながら快感に耐えている。頤(おとがい)を上げ、半開きになった唇に舌を差し入れる。自分だけが娼婦のような格好をして男に身体を晒している辱めを振り払うかのようなディープキス。パンティのクロッチ部分に指を這わせると、布越しにしっとりと濡れているのが分かった。
「ここに来て5分も経っていないのに、こんなに・・・」
「そんな・・・、○○さんの触り方が上手だから・・・」
美沙希の敏感な反応に、俺の欲棒がいきり立った。しゃぶらせたい。
女をひざまずかせ、俺の欲棒に奉仕させる体勢を取らせる。美沙希はブリーフの前に頬ずりしながら言った。
「ごめんなさい、初回はダメなんです。」
即尺OKの女だが、裏を返してからというルールらしい。
「じゃあ、先にシャワーを浴びておいで。すぐ行くから。」

バスルームからシャワー音が聞こえてきた。寝室側にあるカーテンを開くと、ガラス張りの浴室が現れる。シャワーの水をはじく美沙希の素晴らしい肢体――。恥ずかしげに胸や局部を洗う仕草が丸見えだ。服を脱いで俺もバスルームに入った。
「良い身体をしてるね」
「いやらしいですね、○○さん。ずっと見ていたでしょう」
「いやらしい男は嫌いか?」
「ううん・・・」
返事をしようとする美沙希の口を唇で封じた。口を吸い合いながら、下腹部に手をやると、ネットリした愛液が指に絡みつく。ラビアの襞(ひだ)のひとつひとつを確認するように探っていく。
「そんなにされたら、だ、ダメになっちゃう」
「何がダメなの?」
「だって、だって、このまま行っちゃいそう・・・」
指の攻撃をかわそうと腰を引く美沙希の濡れそぼった局部を、俺の指先が執拗に追う。逃げようとするヒップを左手で抱え、右手でラビアの合わせ目にある突起に愛液を塗りこめるように弄ってやる。
「だ、ダメっ」
女は息も絶え絶えにシャワーに濡れた身体を俺に預け、そのまま自分で腰を使って果てた。

教訓1:いい女であればあるほど、男に見られることで欲情するものだ。

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「今度は、俺を満足させてくれ」
俺はベッドに大股を開いて腰掛け、その間に女をしゃがませた。美沙希は、観念したかのように俺の両股の間に身体を寄せる。さっきお預けを喰らったそれは猛々しいまでに天を突きドクドクと脈打っている。艶っぽく光る形の良い唇が、コブラの頭の形をしたカリ首を捉えた。
柔らかな唇の感触と生き物のように動く舌遣い。量感あるハート型のヒップをこちらに見せ付けるような、懸命な“ひざまずきフェラ”。手指で睾丸を転がしながら、根元まで上下動するスロートに、俺とあろうものが、限界が・・・、と、美沙希はそれを察したかのように、一旦、欲棒から口を離した。
そして、自分の唾液でてらてらと光ったそれを、いとおしむように見つめて言った。
「○○さんの、大きい。」
「そんなに大きいか?」
「大きいだけじゃない、すっごく元気。」
「美沙希のフェラがいいからだよ。」
「69になってくれないか。」
ゴージャス感のある身体を翻(ひるがえ)し、美沙希は女のすべてを俺の眼前に晒(さら)け出した。赤く充血したクリトリスが舌先を待ち望んでいるようにヒクついている。一番敏感なその突起には触れず、美沙希の可愛いアナルに舌を這わすと、屹立を含んだ口からくぐもった声が漏れる。この女はアナルも感じるぞ。
69の体勢で、女が左右の睾丸をひとつひとつ口に含み舐め始めた。それに呼応するように、俺は左右のラビアを会蔭の方からクリットに向かって丹念にねぶってやる。
今度は、女の舌がアナルの中心部を舐め始める。それに合わせて、俺も尖らせた舌をアナルに突き入れる。
美沙希の喘ぎ声がいっそう強くなった。アナルを刺激され、美沙希の膣口からは、さっきから愛液が止めどなく溢れている。

教訓2:女の性器と男の性器は相似形をしている。だから、69では、女の口唇奉仕にシンクロ(同調)させて、攻めてやること。

そうだ、取って置きの技を出してやろう。会蔭・膣口とクリトリス上下への4点攻めだ。
まず、クリットの下半分に右の人さし指をあてがい、小刻みに指を振動させながら、クリットの上半分には唇と舌で別の刺激を送り込む。さらに、愛液でどろどろになった会蔭から膣口の周りを左の指4本でソフトに掻きまわし、勃起したクリットを一気に吸い上げた。
女は腰をビクつかせ、身体をバウンドさせて、何度もオルガスムスを迎えた。
「イッちゃう、イッちゃう、またイッちゃうー。」
痙攣を起こして女が俺の上で果てると同時に、俺もしびれるような精通を覚えた。

教訓3:クリトリスは上半分と下半分に、“舌”と“指”で異なる刺激を送り込むこと。

「○○さん、今度はいつ大阪にいらっしゃるんですか」
「近いうちに・・・。今度は仕事ではなく、美沙希に会うためだけに来るよ。」
決してお世辞ではない。麻生美沙希の素晴らしさは、今も忘れがたく俺の眼と舌とジュニアに刻み込まれている。
阪急沿線の従順な人妻たち―― いい女は、阪神間に居る。

図書館の女―麻生美沙希 (阪急沿線の従順な人妻たち在籍)
ルックス、ボディ、サービス、3拍子揃った30代半ばの人妻。


                              2009年12月16日

                                 目黒三田・丸谷坂
                                 売文屋 浅田智郎

堂島ホテル1

堂島ホテルの夜景


※1:六甲山系の水脈“宮水”は古くから酒造りに欠かせない水として用いられてきた。今もミネラルウオーターに 「六甲の水」という商品がある。

※2:旧山邑邸(きゅうやまむらてい)は、芦屋市山手町にあり、竣工は1924年(大正13年)。灘五郷の造り酒屋・櫻 正宗の八代目当主山邑太左衛門の別邸としてアメリカ人建築家フランク・ロイド・ライトが設計した。ライトに個人住宅の設計を依頼できる財力が、当時の阪神間の実業家にあったという証左でもある。今も見学可能な国の重要文化財である。

※3:名門・神戸女学院を筆頭に、藤原紀香を輩出した親和女子、資産家や医者の娘が多く、冬には通学路が毛皮の品評会になってしまうリッチな甲南女子などが、いわゆるお嬢様学校として有名だ。
ミッション系一貫校では、憧れ制服で人気の松蔭女子学院(モダンな洋装の制服は、大正4年に採用され、以来日本の女学生の制服のモデルとなった。今でも松陰の制服はブルセラショップで高値で取引されている。)、先生がシスターの衣装で教鞭を取る神戸海星女子学院、清楚・清純なイメージが強く、校内の犬までがメスという近寄りがたい感のある小林聖心など。
他にもフランク・ロイド・ライトの愛弟子・遠藤新設計の校舎で学ぶことができる武庫川女子、ネーミングで得をしている神戸山手女子、芦屋女子、百合学園などなど、本当に女子校の密集地帯なのだ。

※4:リインカーネーション=Reincarnation=再生、生まれ変わり、化身

※5:堂島ホテル地下1Fの洋書店「hacknet」には、“本のコンシェルジュ”がいた。コンシェルジュと本に関する薀蓄を交換しながら、本を選ぶという本好きには堪えられないホテルだったが、なぜか最近閉店してしまった。
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